中国語教室の活用方法でご紹介した
博識中国のカリキュラムですが、
后会有期さんからご質問をいただきました。
「一般に説漢語の次は、どこらへんのテキストに進むのが一般的なのでしょうか。」
早速、Skypeで宋先生に聞いたところ以下回答がありました。
教室的话推荐学:北京大学出版的 「中级汉语口语1」。
这套教材有 中级1、2 、3,然后就是高级1、2了。
ところで、入門から初級と進んできた後の学習方法について、多くの方が迷うのではないでしょうか?
これは中級者用のテキストがあまりない(最近はそうでもありませんが)ということもありますし、学習者個々人で効果的な方法が違うということもあるような気がします。
目標を、例えば「とりあえず中国語を使えるようになること」とすると、初級の次は、自分の興味のある分野の中国語をマスターすることでしょう。
音読して、それを正しい中国語として話すことができるようにすることです。
私の場合には「学生の中国語」というような初級より複雑な会話があるテキストを丸覚えしたり、中国の漫才(双口相声)や落語(单口相声)を丸覚えしました。
中国相声(マンザイ)傑作選―改行 戯劇与方言 夜行記 (名作シリーズ別冊)
この時期の「コツ」としては、やはりできるだけ中国語に接することでしょう。
そして特に会話については「口ぐせ」に気を付け、できるだけ口癖を減らすようにすることだと思います。
例えば:
“我告诉你呀”“我跟你讲”“就是说”“可是”“怎么讲呢”“知道了”“明白了”などなど。
会話ができるようになると、自分のパターンにあてはめて話すことになるのですが、レベルを上げるにはその「自分のパターン」を増やすことに他なりません。
そのためには自分の口癖“口头语”を気にして、できるだけそれを使わないように、つまり、別のパターンを使うようにすることが効果があると思います。
目標がHSKや中検なら試験対応をした方がいいでしょうね。
ポイントは単語を増やすことと中国語らしい表現だと思います。